4年生大学に通う学生の2人に1人が奨学金を利用する時代となりました。
これは、親が子供の教育資金の全てを出してあげることが、難しい時代になったということ
その理由は、世帯の所得に対して、教育費が高額となる世帯が増えたことにある。
経済的なことは、経済学者やエコノミストの方に任せるとして
我が子の大学の費用をどうするか?
この時、思い浮かぶのは
「そもそもうちの子は大学にいくのだろうか?」
「行くとしたら、国公立の大学に行ってほしいなぁ」
「でも、やっぱり私立かなぁ」
「全額準備することってできるのか?」
「そんなこと、今から考えたってまだ子供は2歳だし」(笑)
そう、未来のことだから
正直なところ、誰にもわかりませんよね。
わからないから、計画なんです。
<大学の進学資金の計画にとって大切なポイントは2つ>
- 準備するお金を決めておく
- 早い段階で本人を交えて家族で話し合う
ポイントの1は「準備するお金を決めておく」
国公立に行くのか?私立に行くのか?県内なのか?県外なのか?
わからないですよね。
わからないから、決めてしまいます。
例えば、「国公立か、私立かわからないけど親として、国公立に行くだけのお金は準備しておく」
「もし、私立に行くのであれば、足らない分は自分で奨学金借りて行くようにさせよう」と行ったように金額の計画を立てます。
この時大切なのが、ポイントの2です。
「早い段階で本人を交えて家族で話し合う」
子供が、理解できるようになったら、教育資金の準備状況を伝えて、家族で話し合うことが大切です。
それは、中学校に入った時なのか、高校に入った時なのかは各家庭によって違って良いと思います。
「親として、これだけは準備している。でも、これ以上かかる場合は、自分の力でいかなければならないんだよ」
「それでも、学びたいだけのものならば、頑張りなさい」
※もちろん、全力でサポートしてあげるんですよ
この時、子供はどう思うのでしょうか?
「親なんだから、全額出してくれよ!」と思うのか?
「わかった、自分の将来のことだからしっかり考える」と思うのかはわかりませんが
自分が、大学にいく意味、高校生なら、この高校生活をどのように過ごそうか?
自分の将来について考えることになると思います。
将来のことを考える時間をもたせてあげることは
とても大切な教育の1つです。
お金を出してあげること、だけが教育ではないのです。
子供の教育資金は、人生の3大支出の1つ
家族全員で乗り越えなければならない課題の1つです。
「人生は変えられる」”Make the Future” Life innovation の思いです。